ベランダ水耕栽培で 矮性トマトのレジナ黄色をそだててみました

ベランダ水耕栽培でレジナエローを育ててみましたのアイキャッチ画像 レジナイエロー
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矮性トマトといえば、サカタのタネのレジナという品種が有名ですよね。

春にトマト苗が売られる時期になると、花屋さんや園芸店でもレジナの苗をよく目にします。

タネも売ってますね。

そのレジナに黄色い実がなる兄弟品種、レジナエローがあるのを知っていますか?


レジナを水耕栽培で育ててみたら、思った以上によく育ち収穫もできました。



今度はレジナエローのタネを手に入れて育ててみることにしました。



レジナエロー(レジナ 黄色)の特長やタネの入手方法、そして栽培の様子をお伝えします。

レジナエローとは

レジナとレジナエロー

レジナとレジナエローの画像

レジナエローはレジナと同じく(株)サカタのタネさんが育種した品種です。

農林水産省ホームページ内にある品種登録データ検索でレジナの名前で検索すると、レジナの下にレジナエローの品種登録情報をみることができました。

レジナは1985年に、レジナエローは1989年に品種登録されています。

2品種ともにかなり前からある品種なんですね。(品種登録の出願はその2年前の年にされていました。)

ちなみにその品種の育成者の権利を守る育成者権は、2000年を迎える前に消滅しています。


品種登録データ検索のレジナとレジナエローの詳細情報を見てください。

この品種は、「シュガーランプ」に「タイニーティム」を交配して、選抜を重ねて育成した固定品種であり、鉢物用(観賞用)の早生品種である。

農水省ホームページ、品種登録データ検索、レジナの詳細情報より引用

それに対してレジナエローは。

この品種は、「レジナ」に「ゴールデン・サンライズ」を交配して育成された固定品種であり、草丈20cm弱で草姿が良く、径2~3cmの球形、黄色の果実をつける鉢物用品種で、食用にも適する品種である。

農水省ホームページ、品種登録データ検索、レジナエローの詳細情報より引用

となっています。

レジナは食べれますし、レジナのタネ袋にはしっかり食べることもできると記されています。

私が最初に水耕栽培でそだてたミニトマトはレジナで、もちろん収穫できた実を食べてました。

ただその味はちょっと素朴というか、水分が多くて薄めの味だと私は感じています。

レジナもじっくり時間をかけて熟すと、味が濃いおいしい実が採れることもあるんですけどね。)

コチラは2020年栽培のレジナの収穫。

レジナの収穫

レジナエローは食用にも適する

この食用に適するという詳細情報の一部の言葉に、私はビビッと反応してしまいました。

私の頭の中はこんな感じで妄想していました。

  レジナの水耕栽培はうまくいった。

⇒ おいしい実が採れたこともあった。

⇒ レジナは観賞用だけど食べることもできる。

⇒ レジナエローは食用にも適する。

⇒ レジナエローはレジナよりおいしい。


単純なわたしです。勝手な想像をふくらませて、レジナエロー(レジナ・黄色)を育ててみたくなりました。

実際にそだてたら、こんなかわいらしい実が。

収獲したレジナエローの実

レジナエローのタネの入手

早速、レジナの黄色について調べてみたのですが、、、ほとんど情報がありませんでした。

ただ、数少ない情報を整理すると、サカタのタネからは販売されていない。

もしくはすでに販売中止になっている。



ネットでいろいろ調べてみると、あるショップから黄金トマトのタネという名前で売られているという事がわかりました。

そのショップのサイトをみると、黄金トマトのタネとして売られていて、商品情報にはタイで生産されたレジナ(黄色)とあります。

10粒で税込み110円で、私の住むところに送ってもらうには送料一律350円だそう。

送料を含めて計算すると1粒あたりの値段は安くありません、かなり高いのですが、、

レジナの水耕栽培の経験から、10粒もあれば十分だろう。

わたしは、必ず実を収穫できるまで育てることができる と思いました。



固定種なので、できた実からタネを採種できればそれ以降はタネを買わなくて済みますね。

自分がレジナエローのタネを買うのに都合のいい理由ばかりを考えていて、すぐに注文していました。


それから数日で「黄金トマトのタネ(レジナ黄色)」は届きました。

レジナエローを初めてそだててみました

2020年の春、初めてレジナエロー(レジナ・黄色)をそだててみました。水耕栽培です。

種まきから育苗は、バーミキュライトを培地にして室内でおこないました。

定植をして養液栽培をはじめたあと、6月の上旬にベランダへ移動させました。

タネまきから9月までの栽培のようすを紹介します。

濡らしたティッシュに種まきしました。

4月19日

黄金トマトのタネが届きました。

その日のうちに、10粒中3粒を濡らしたティッシュに種まきしました。

トマトは嫌光性種子なので容器ごと遮光をして

まだ少し寒いので容器をLEDライトの上につるしておきました。

種まきしたレジナエローの容器を保温


LEDライトといっても少し熱を発しているので。

ちょっとした温度の違いが発芽を早めてくれることを期待していました。


4月24日(タネまきから5日後)

その甲斐あってか、5日後に3粒とも発根しました。

本当にトマトって発芽率が良いのです

いままでで、発芽しなかったトマト種子の記憶がありません。

経験がすくないから?


このまま順調にそだって収穫までたどり着けば、残りの7粒は使わずじまいになってしまいますが、、まだこれから何が起きるかわからないので、7粒の種は予備のためとっておきます。

発根したタネをバーミキュライトの培地に植えました

無事に発根が確認できたので、バーミキュライト培地にピンセットでやさしくつまんで浅く埋めました



5月3日(タネまきから19日)

そして本当にちいさな本葉が出でてきました。

レジナえろーの双葉が出ました

浅型水耕栽培容器(マイバージョン)に仮定植。養液栽培を開始しました

5月3日(タネまきから19日)

本葉が出たのを確認しました。



5月8日(タネまきから24日)

仮定植しました。


まだ苗が小さいので1つの浅型水耕栽培容器に3株を仮定植しています。

最初はハイポニカを1000倍に希釈したものを養液にして栽培をスタートさせました。

ハイポニカは通常やさいを栽培するには500倍希釈で使用しますが、トマトは養液濃度にデリケートなため、1000倍からスタートするようにしています。

2ヶ月ぐらいかけて少しづつ養液濃度を濃くして500倍希釈にならしていきました。


それと、トマトは液肥の濃度にデリケートです

養液濃度の管理はしっかりやりましょう。

濃くなりすぎないよう気を付けてください。

あたたかい時期は自然蒸発で、思っているより養液濃度がこくなっていることも考えられます。

わたしは濃度計は持っていないので、心配なときは養液をつくりなおして、丸ごと入れ替えちゃいます。

とくに調子を崩したときは、養液濃度や養液の変質を疑うようにしています

浅型水耕栽培容器(マイバージョン)に本定植しました

5月29日(種まきから45日後)

本葉が重なるくらい成長してきたので、2容器に1株と2株に分けて定植しました。

このまま栽培を最後まで続けるつもりです。


この画像をあとで見て思ったのですが、すこし葉っぱが下に巻き気味になってますね。

液肥濃度をちょっと薄めのほうがよかったのでは?と今、反省してます。



6月7日

室内からベランダへ栽培場所を移動しました

お日様の力をもらってさらに元気にそだってほしかったからです。

実際には、このころの陽ざしは、すでに強烈でした。

もう少し早めにベランダへ出してならしたほうがよかったのでは?と、ここでも反省しました。

蕾の出現と葉の特長

6月10日

ちいさな蕾ができているのを見つけました。

本葉も大きくなってきています。

本葉の形がレジナと違って、葉っぱの軸がながく、葉の切れこみが深いですね。



6月15日ころ

開花しました。

この頃、原因不明の葉のしおれがおきました。

しばらく強い日差しを避けた場所においておいたらそれ以上進行しませんでした。

良かったー!

着果がはじまっています

6月27日(タネまきから69日)

待っていた着果が始まりました。

レジナエローは実のへた(花のがくの部分)が特徴的ですね。

がくの長さがレジナの倍くらいありそうです。。

黄色く色づき始めました

7月21日(タネまきから93日、開花から39日)

1つ熟したようです。
つまんだ感じが柔らかさをかんじたからです。

実の黄色い色というのは熟したかわかりずらいですね

実の柔らかさと見た目の中が透けてきた感じから判断して、収獲しました。


初めてのレジナエロー、食用に適するというレジナエロー、食べてみました。


うーん、期待しすぎたかな。

レジナよりちょっぴり果肉感味の濃さがありました。

でも市販のミニトマトとくらべるとやっぱり素朴な味という感じがします。

レジナにあった青臭さは感じません。

自分で育てたレジナエロー、やっぱり愛着がわいてきました。

脇芽が伸びて、花が咲き、実がついて、まだまだ楽しませてくれるはずです。

タネを採種しました

レジナエローのタネを採種

7月28日(タネまきから100日、開花から46日)

予定通り、次の栽培のために種をとりました。

実の中身を目の細かいふるいにあけて、指の腹の部分でこすってタネの周りのゼリー物質をていねいに落とします。



キレイになったら、ティッシュや新聞紙にくるんで水気を切ります。




乾燥させます。

私は、タネをお茶パックの中に入れて扇風機のまえに吊るして風を当てて乾かします


50粒くらいはあります。


次のタネまき分のストックができました。

2巡目はまったく実らず

さて、1巡目に着果した実は7割くらいが熟して収穫することができました。

脇芽が伸びはじめたので、今後の成長を促すために、残りの熟していない実を取り除くことにしました。

養液もしっかり補充して、脇芽の成長をみまもりました。

ですが、、8月の暑さのせいでしょうか、どうも様子がおかしいです。

異常茎というか、節間が短く、葉っぱも色が悪くて萎縮している気がします

というか、完全に萎縮してますね

ハダニが発生しないように、定期的にアーリーセーフは散布していたのですが。または暑さによる発育障害なのか、原因をはっきりと特定するのはできませんでした。


養液温度の上昇による溶存酸素量の減少からくる酸欠ではなさそうです。

根腐れは起きていません。

けれど、茎には気根がどんどん生えてきていました。

掻き採っても、掻き採っても次々と出てくる感じでした。


そして花は咲くのですが、ちゃんと受粉しないのか、実がつきません。


今年(2020年)の8月と9月前半は、他に栽培しているドワーフトマトもほとんど着果しませんでした。

この写真は他のドワーフトマトのものですが、レジナエローも同じで、なんかこう花が完全に開き切らないで終わる感じなんです。



高温障害による着果不良をはじめて経験しました。

涼しくなってからは着果したので高温障害だったとおもいます。

気温が高くて、養液の蒸散が多く、養液濃度が濃くなっていたかも。

それが原因か?

ともかく涼しくなってからはちゃんと着果しました。

1容器に2株に植えてある方を片付けました。

萎縮した葉や生長点はいまだ回復しません。

1容器に1株植えてあるレジナエローの方がまだ持ち直してくれそうなので、1容器2株の処分を決めました。


残した1株の養液を1度全部とっかえました。

養液が多少蒸発しても濃度が濃くなりすぎないようあらかじめ指定より薄めの養液で様子を見ました。

すると、おーッとなんか調子いいんじゃない。?

さいごに

レジナエローの実

9月に入って少しですが気温が落ち着いてきた気がします。

私にもレジナエローにとっても過酷な8月でした。

育て始めるキッカケになった期待していた味の良さは、残念ながらハズレました。(笑)

ですが、レジナと同じように育てやすかったです。

そしてレジナエローもまた丁度良いサイズ感で、なんというか、世話をやきまくれるコンパクトさが、私は好きです。

のこった1株の栽培を続けて、もう1度、花を咲かせて実が付くのを期待したいとおもいます。

今度は寒さの心配をしなくちゃいけませんけど。


それでは また。

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