ドワーフトマトプリティーベルのタネを採種してそだててみました。 初めて室内で水耕栽培(後編)2020年春

室内水耕栽培2020春 ドワーフトマトプリティーベル
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2019年秋、ドワーフトマトプリティーベルのタネ(自家採種)をまきました。

室内の水耕栽培とLEDライトでそだてています。

このF2(雑種2代目)の栽培は、花が咲くまではとっても順調でした。

花が咲いて実をつけたあたりで、2020年を迎えました。

この頃からトマトさびダニらしき症状がでてきて、どんどん具合が悪くなっていきました。

ここまでの様子はコチラ「ドワーフトマトプリティーベルのタネを採種して育てて見ました。初めて室内で水耕栽培(前編)」をご覧ください。


結果を先に言いますが、4月に入った時点で2株が生き残りました。


それは、症状があまり出なかったA株と症状が出て弱りながらも奇跡の脇芽を伸ばしたB株です。

6株中2株ですが、ドワーフトマトプリティーベルの子(F2)の冬の栽培が成功したんです。



2020年を迎えてから4月まで、どのように栽培をおこなったか栽培後半の様子を詳しくおつたえします。

1月の栽培の様子

A株。プリティーベルらしい形の実がなっています。

アーリーセーフの定期散布

アーリーセーフを300倍に希釈して、症状の出ているところに散布しました。

葉の表面が赤い粉が付いたようになったところ、茎が茶褐色に変色した箇所、萎縮症状のでている脇芽の生長点などをていねいに薬剤を吹き付けました。

5日に1度くらいのペースで散布をつづけました。

もともと元気なA株と脇芽が復活したB株に症状は出ずに済んでいますが、他の4株は症状の進行が早く、アーリーセーフの散布が間に合わなかったようです。

それぞれの株に実はなっていたのに残念です。葉っぱは枯れて、茶褐色になった茎はみずみずしさがなくなって細くなっていきました。

薄緑色をしたつやつやした若い実はしだいに表面が汚くなってしまって。かわいそう。

仕方なくこれらの株は処分しました。

熟してはいませんが比較的キレイな実はピクルスにして味見してみました。

うーんやっぱりまだ味がのってませんでした。

ペンタガーデンをハイポニカと併用してみました

この頃からペンタガーデンという液体肥料をハイポニカと一緒に使い始めました。

どちらの液肥もそれぞれ指定の希釈率で養液をつくって、それを3対1の割合で混ぜて使用しました。

液肥ハイポニカとペンタガーデン

ある園芸家さん(ドワーフトマトプリティーベルの名付け親の人)が、オザキフラワーパークさんのスタッフブログの中で、ドワーフトマトプリティーベルを長く楽しむのにオススメの液肥として紹介していたからです。

ペンタガーデンだけで水耕栽培するにはあまりにもコストがかかりすぎるので、素人の勝手な判断で混ぜて使ってみました。

配合されている5アミノレブリン酸(ALA)が環境ストレスへの耐性を強くしてくれるそうです。

寒さや日照不足に負けない株になってほしいと思い使用してみました。

A株、花も実もたくさんついています。

このときはハッキリとALAの効果かは分かりませんでしたが、1年で1番寒い時期を元気に栽培できたのはALAの入ったペンタガーデンのおかげかもしれません。

復活したB株、脇芽が元気に伸び始めました。

脇芽1本だけから復活してきたB株



ご注意!複数の液肥を混ぜて使う方法は私の勝手な判断でやっております。申し訳ありませんが各個人の責任のもとおやりください。一切の責任を負いかねます。

2月3月の栽培の様子

A株、実が大きくなってきました。たわわに実っています。

B株、脇芽がどんどん伸びて、花も次々と咲き始めました。

今年の冬は例年より暖かい気がします。

ですが冬の1番寒い時期です。

トマトは夏の栽培しかできないと思っていました。

けれども2月に入っても成長は続いていて、花が咲いて実を大きくしているのを見ると”このドワーフトマトはやっぱポテンシャル高いなあ”と感じます。


A株B株とも順調です。

どちらの株も茎の所々が赤紫色になってきました。

寒さに耐えようとアントシアニンを出しているのでしょう。


A株、茎が赤紫色に変色しているところがあります。



LEDライトを1日に12時間点けています。

触るとかなり暖かいので、この熱を外に逃げないようビニールで覆いをして少しでも暖かい環境にしているのですが。

寒さ対策

少しでも暖かくなればと、熱を内部で反射するようにさらにアルミシートを被せました。

防寒対策でアルミシートを追加

それでも寒そうです。

さらにダイソーで買ったプチプチシートも追加で被せました。

ちなみにこの部屋で水耕栽培をしながらブログを書いていました。

トマトは寒さに耐えられていたのかもしれませんが、私が寒さに負けてファンヒーターを持ち込み暖房を弱くかけたことが数日あったことをお知らせしておきます。

そしてズボラ人間な私なので温度計をつけて計ることはしていませんでした。

ごめんなさい。

たぶんトマトの部屋が氷点下になったことは1度もないと思います。

支柱は必要です

A株、実の重さに茎が耐えられるか不安なほど実がたくさんなっています。

支柱とヒモでで支えています。

A株の実もだいぶ大きくなってきました。

そこそこの数がなっています。

50個くらいかな。

茎や枝が重さに耐えられず折れてしまいそうです。

支柱は早めに設置していました。

栽培面に手持ちのキリで穴をあけてそこに直径3ミリのスチール棒を差し込んでいます。

この方法が1番カンタンですね。

下に入りすぎないようにビニールテープを巻いてストッパーにしています。

4月の栽培の様子

70個の実をつけたA株

終始順調だったA株。終わってみれば4月に実を収穫できるところまでたどり着いたのはこのA株だけ。

草姿、なった実の形ともに親のプリティーベルに1番似ていると思います。


ただ実の色は親株のように真っ赤と言えるほどには色付きませんでした。

本当に完熟させるにはお日様の力が必要なのかもしれませんね。

葉っぱや茎の色味は全然似てなかったんですけどね。

親のようなきれいな緑色ではありませんでした。

何か特に受粉を助ける作業はしませんでしたが、付けた実の数はなんと親株の倍以上の70個。

完熟するのをずっと待っていましたが真っ赤になる手前のまま株が弱ってきました。

もう十分楽しませてもらったので実を収穫し撤収することにしました。


実を食べてみました。

思った通り、味がまだのってない感じです。

冬の室内栽培はうまくいきましたが、おいしい実を作るにはまだまだ調べたり試したりすることが必要ですね。

味という要素がどのように遺伝するかもわかりませんが、それ以外は十分素敵なA株つぎの代(F3)のタネを採種しました

ですが、なんということでしょう。

発酵処理をミスってしまいました。

だいぶ発根してしまっています。

まだ発根してないタネだけを取り出して乾燥させました。

これをまた育てる予定です。

3代目F3)もうまく育ってくれますように。

着果がはじまったB株

B株、奇跡的に脇芽が復活。

昨年12月に他の処分した苗と同じく萎縮や変色の症状が進行していたB株ですが、出てきた脇芽が元気に成長を続けてくれました。

ただ上の方の脇芽1本から繫茂し開花・着果しているので草姿は何ともアンバランス。

このままでは倒れる可能性があるので、下部に重さがある深型容器に移行することにしました。

まだ寒い日もありますが、容器を深型に移行したのでベランダへ移動させました

お日様の力をいただいてコチラの実はおいしく熟してほしいと期待しています。

それとこのままどのくらい栽培を続けられるかにも注目しています。


2020年9月22日まで栽培できれば、種まきから1年になります。

B株の栽培ロングランにも注目です。

さいごに

室内の水耕栽培。やればできるものですね。

本当のところは、枯らすまいと、メッチャ必死でした。

はじめて室内でのドワーフトマト水耕栽培

初めてLEDライトを使用。

はじめて薬剤アーリーセーフの使用。

はじめて液肥ペンタガーデンハイポニカとの併用。


1度にいろんなことを試したので、何が特に効果があったのか分からなくなってしまいました。

逆に考えれば、失敗になるマズイ事はやらなかったのではと思います。

そして今回もお気に入りのドワーフトマトプリティーベルは(実際はその子ですが)、その魅力をたっぷり見せてくれました。



巷はコロナウイルスで不要不急の外出は控えるよう連日報道されています。

でも、待ちに待ったドワーフトマトプリティーベルの苗が売られる時期になりました。

マスクをしてオザキフラワーパークさんに行ってこようとおもいます。


それと並行して、F2のタネをまいてF3の栽培にも挑戦しようとおもいます。

興味本位で採種と栽培を始めましたが、ここまで来たら7代目くらいまでつないで、どんなドワーフトマトになっていくかも楽しみです。



それでは また。

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