ドワーフトマトプリティーベルの苗。試しに通販で購入して水耕栽培でそだててみました。

ドワーフトマトプリティーベル、日光種苗の苗

ドワーフトマトプリティーベル。コンパクトなのに実がたくさん成り、育てて眺めて楽しめる、食べてもおいしい。

今までありそうでなかった矮性のミニトマトです。


春になると、園芸店やホームセンターの園芸コーナーに、たくさんの野菜苗が並びますよね。

トマト苗はそれこそたくさんの品種が売られています。

ですが、このドワーフトマトプリティーベルはちょっと手に入れにくいです。

まだ供給量が多くないのか、どこの園芸店でも手に入るほどは普及していません。

今は通販でなんでも買えてしまう時代。

でも生きている野菜苗は通販で大丈夫かな?どのようにして送られてくるのかな?ちゃんとそだつのかな?



ドワーフトマトプリティーベル大ファンのわたしが通販サイトで苗を購入して育ててみました

ドワーフトマトプリティーベルに興味があるけど近くで売っているお店がないという方には参考になるとおもいます。



くわしくおつたえします。

追加で、今年(2021年)のドワーフトマトプリティーベルの販売予定場所の情報を掲載しました

苗を通販サイトで購入しました

今回、ドワーフトマトプリティーベルの苗を購入したのは、日光種苗株式会社さん

公式のオンラインショップがあります。

またAmazon、ヤフー、楽天にもそれぞれオンラインショップが開設されています。


取り扱っている苗やタネの品数をみるかぎり、日本でも最大級の種苗会社さんではないでしょうか。

メジャーなショッピングサイトにオンラインショップを開いていることからも信頼できますね。


わたしは、たまたま日光種苗ヤフー店で購入しました。

調べませんでしたが、どこで買っても値段や配送料に差はないと思います。



ごめんなさい。

購入当時は勢いで買ってしまったので調べませんでした。

その後比較しようとサイトをのぞくと、苗の生産分を完売したのかもしれません。

サイトからドワーフトマトプリティーベルの商品が削除されていました。

本当のところ、もちろん少しでも安く買えるほうが良いですよね。


年が明けて苗の生産がはじまれば予約販売がスタートするとおもいます。

そのときに改めてしらべてみます。

発注から、ドワーフトマトプリティーベルが届くまで

注文は、2020年6月18日でした。

届いたのは5日後、6月23日でした。

1苗の価格は、660円。送料は756円


練馬区にある大型園芸店で購入したとき、その苗はタカグリーンフィールズさんで生産された苗でしたが、598円だったとおもいます。

60円ほどの差は、箱代といったところでしょうか。


送料の値段は妥当だとおもいます。生きているものを運んでもらってこの値段ですからね。

通販で届いたドワーフトマトプリティーベルの苗の状態

苗がどういう状態で届いたかというと、段ボール紙の台紙に苗ポッドが据えられて、それが底面に固定された状態で段ボール箱に入っていました。

苗はポッドごと台紙にセロテープでグラグラしないように留められていました。


段ボール箱は上部にかなり大きな穴があいていました

まさに穴から丸見えの状態です。

これなら空気は自由に出入りするので、蒸れ過ぎたり窒息状態になることはありません。

さすがです。


あとは運送業者さんが、箱の上下の向きを保って、できるだけ?丁寧に運んでくだされば問題ないとおもいます。

通販サイトのレビューを見ると、茎や花が折れたりしていて商品としての価値がなくなっている状態だったので写真をつけて問い合わせたら新しい苗をおくってくれた、という投稿がありました。

そういう対応をしてくださるなら、安心して通販を利用できますね。

こちらが私に届いたドワーフトマトプリティーベルの苗です。

6月の後半です。園芸店ではもう売っていなくて、通販サイトで見つけました。

実際のところ、このように実がかなり大きくなっていました

届いたときに、”よく実の重さに耐えましたね” とおもいました。

水耕栽培容器に定植してそだててみました

自作の浅型水耕栽培容器に定植

届いた翌日に、自作の浅型水耕栽培容器に定植しました。

苗の大きさが小さめなので、1つの浅型水耕栽培容器根に2株一緒に定植です。



わたしの中ではドワーフトマトの苗というと、ずんぐりむっくりというか、ちんちくりんというか、丈が低くて茎が太いイメージがありました。



ですが、こちらの苗は茎がさほど太くなく、どちらかというとかなり細いです。

しかも実がそこそこ大きくなっているので、支柱をとりつけてヒモで吊りました。

根がたくさん生えて、株元も大きくなるまではヒモで吊って安定させた方がよいです。



養液はいつも通り、ハイポニカを指定希釈の2倍、1000倍希釈から始めました。

もちろん水位は根が半分よりちょっと多く浸かる程度です。

7月の長い梅雨に耐えました

今年2020年、本当に梅雨らしい梅雨でしたね。

日照時間が少なかったので心配しました。

花の開花、実の肥大、脇芽の成長に問題はおきませんでした。



ただね、お日様をたくさん浴びることができなっかた実は、味がイマイチでした。

昨年感動したドワーフトマトプリティーベルの濃くて酸っぱくてうまい味とはだいぶ差がありました。

理由は日照時間ですかね。



見た目には本当に真っ赤に熟した色なので、濃い味を期待しすぎていたかもです。

ウチに来て約1ヶ月、晴れた日が少なくお日様が足りないからかな、ちょっと徒長気味な感じがします。

最初からスリムな子たちでしたが。

8月、1株がダメになり、のこりの株も調子がよくなかった

2020年の梅雨明けは8月2日。気温は35℃前後の日がずっとつづいた気がします。

自分もこの時はかなりバテてました。


ある日、夕方帰宅すると片方の株がぐったりとしおれていました

2巡目の開花と着果で、実が大きくなり始めていた株です。



実を大きくしようと頑張っていたところに強烈な暑さ。

着果負荷と暑さの両方に耐えられなかったかな。



開花や着果、脇芽の成長などそれらの段階と気候を照らし合わせて、場合によって摘花や脇芽かきなど、株に負担がかかりすぎないようにしないといけないのかもしれません。



ごめんね、うまく育ててあげれなくて。

しおれてから1ヶ月くらいようすを見ていましたが復活ならず撤収しました。



残った1株ですが、こちらは暑さで受粉がうまくできなかったのか、開花はしても実が付かないという状態でした。



8月半ばごろから、ある方のアドバイスでフルボ酸活力液を養液に足しています。

加えて養液の液肥濃度も2割ほど薄めで作って、養液は補充ではなく交換をしました。



養液の肥料濃度をより厳密に保つように気を付けことにしました。

単に暑さだけで調子を崩しているのではなく、液肥濃度が濃くなりすぎていたのではと考えたからです。

9月の復活、10月の開花祭りだあ

9月を過ぎて、やっと最高気温が30度を下回る日がありました。

ほっとしています。

暑さからも解放され、フルボ酸入り適正濃度の養液の効果からか、目に見えて元気になってきました。

気温も育つのに丁度良いのでしょう。

すくすく伸びています。

でも今度は寒さに気を付けなければいけない時期が近付きつつあります。

10月になって、フルボ酸を紹介していただいた方にお礼のメールをしました。

ありがたい事に、これからの寒さに対する栽培の方法も、アドバイスをいただきました。



「気温が10℃を下回ると成長がとまってしまい、5℃以下になると枯死してしまうそうです。

少しでも長く生かす為に、着果数の制限や摘花、摘芯が必要です」との事でした。



それで、これから咲く花房やこれから伸びる脇芽はすべて取り除きました

11月、寒さに耐えてます。わたしが、してあげられたこと。

9月の前半で咲いた花にできた実はだいぶ大きくなってきました。

季節は進んでもまだまだ暖かい日があります。


まだまだ頑張ってくれています。



本当なら室内に取り込んで栽培をつづけたいのですが、その場所が部屋に確保できません。


わたしにできることは簡易温室を購入して中に入れてあげる事しかありませんでした。



簡易のビニール温室でどこまでいけるかわかりませんがこのまま見守ります。



11月30日、実の1つが緑色から淡いオレンジ色に色付いていました。

収獲までたどり着けるか?地球温暖化は困るけど、今しばらく暖冬であってほしいです。

そんなふうに思っていたら、、

12月3日
冬モードに突入です。


東京、埼玉地方の最高気温は10℃を少し超えるだけの予想でした。

ビニール温室じゃダメかもしれません。

さいごに

梅雨明けの強烈な暑さで1株をダメにしてしまいましたが、やっぱりドワーフトマトプリティーベルは、ネットで買っても変わらない魅力がありました。


ネットで購入するときには、自分の目で見て選ぶことはできないですが、そこからお世話して思い通りの姿にそだてたり、思い通りの収穫ができたりしたときは、喜びもひとしおだとおもいます。



そして来年の春は、今年よりも多くの園芸店やホームセンターの園芸コーナーで販売されるらしいです。ですが見つけられなかったら苗の通販を試してみてください。



やっぱりドワーフトマトプリティーベルをそだてるのはすごく楽しいです。


それでは また。

追加情報・2021年ドワーフトマトプリティーベル苗の販売予定場所

ドワーフトマトプリティーベルの生みの親のテピアシードさんに図々しく問い合わせて聞いちゃいました。こころよく、今現在分かっている情報を教えていただきました。


2021年はさらに取り扱う場所が増えますよ。

2021年 「プリティーベル」販売予定店舗

オザキフラワーパーク (東京 練馬区)

サニベルグリーンハウス (埼玉 吉見町)⇒プリティーベル他のテピアシードさんの品種 大玉、ミニ苗も販売。

京成バラ園 (千葉 八千代市)

タカ・グリーン・フィールズ (神奈川 川崎市  深町貴子さん経営の会社) ネット販売が中心  母の日のプレゼントに良さそうな実がたくさんついた大苗も販売していたみたいです。

日光種苗(株) (栃木 宇都宮市) オンラインショップでの販売。

カインズホーム 関東の数店舗で、あえてゴールデンウイークを過ぎた時期に販売。  6月下旬頃に、小ぶりな鉢姿を販売。

DCMグループのホームセンター 今季から販売予定、数量はまだ、未定。

テピアシードさん自社農場 (千葉 木更津市)新たな取り組みとして、春にオリジナルトマト苗を予約販売予定だそうです。直接、農場にお越し頂く方法での販売。 詳細は年明けごろに告知されます。
*こちらの自社農場での販売はすでに終了しました。



興味のある方はテピアシードさんのブログテピアシードのトマトをこまめにチェックしましょう。



それでは また。

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