ベランダ菜園をしている友人から使い切れない小松菜のタネをいただきました。
やはりタネを1袋買うとプランター数個にバラマキで種まきしてもまず使いきれないそうです。
小松菜はまだ育てたことがありません。
比較的温暖なところでは、一年中そだてられるみたいです。
今年の7月はずうーと天気が悪かったですね。やさいの値段が高くなりそうです。
収獲できるのはまだ先ですが、少しでも足しになればよいと思います。
さっそく種まきをしました。小松菜栽培のようすをおつたえします。
もらった小松菜のタネ
2020年8月はじめ
友人から小松菜のタネをいただきました。
何回かバラマキで種まきに使用したそうですが、とても使い切れそうにないとの事。
わたしは水耕栽培ですので、小松菜の発芽率(90パーセント以上)から計算して2割増しでもらっても、20粒ほどいただけば十分です。
全部あげるよと言われましたが、こちらも使い切れないので、丁寧にお礼を言って残りを返しました。
タネあまり問題。あるあるじゃありませんか?
家庭菜園を楽しんでいる知り合いがたくさんいれば、シェアしたり、お互いに交換したりできるのに。
でもそんなシェアが当たり前になったら、タネメーカーさんの売り上げが少なくなって、よりよい品種改良がされなくなってしまうかな。
まあ余計な心配かもしれないですね。
友人からいただいたタネはトーホク交配さんの小松菜・味彩
タネ袋の説明には、味を重視した小松菜の交配種である、年間を通じて作りやすい、夏まきで20日春・秋まきで約30日で収穫できます、と記されています。
今から種蒔きすれば、遅くとも30日後には収穫できるってことか。
はじめての小松菜、やっぱりワクワクします。
ところで、小松菜って本当にたくさんの種類が、種苗メーカーさんから出ているんですね。
自分の家庭菜園の条件にあった品種を見つけるのはむずかしそうです。
それとも素人には違いがわからないくらい育てやすい野菜なのかもしれません。
小松菜の種まきをしました。
2020年 8月9日
室内のLEDライトの下で、バーミキュライトに小松菜のタネをまきました。
小松菜は、好光性種子なので、あまり深く埋めません。
ピンセットでつまんでタネがバーミキュライトにほぼ隠れるくらいに浅く埋めました。
バーミキュライトの上にのせておくだけでも大丈夫だと思いますが、タネが乾かないようこまめに霧吹きなどで濡れた状態を保つようにしてください。
8月11日
種まきから2日で、ほとんどのタネが発芽しました。
最近は、種まきはすべて室内でしています。
真夏でも真冬でも屋外よりは温度が安定していますし、何より自分がこまめに管理しやすいからです。
それと、愛用しているLEDライト・アクロトライアングルの光で、問題なく発芽・育苗ができる事が、今までの経験からわかっているから。
室内で育苗しました
根がある程度伸びるまで育苗します。
具体的には、プラカップの底から根がはみ出てくるぐらいまで。
長さが5センチくらいまで伸びていると、定植のとき安心です。
8月15日
種まき時もそうですが、育苗の期間も水切れには注意します。
底面給水方式なら受け皿の水だけ切らさないようにすれば、バーミキュライトがちょうど良い湿り気を保ってくれます。
本葉が2・3枚展開するころになると、根もこれくらい伸びてきました。
ペットボトル水耕容器に定植しました
9月1日
全部で9苗を、ペットボトル自作した水耕栽培容器に定植しました。
養液はハイポニカを500倍に希釈したものとペンタガーデンプロを1000倍希釈したものを3対1の割合で合わせて使用しています。
まず根をできるだけ切らないように、水を張った容器の中でバーミキュライトを洗い流します。
1苗づつ、養液をいれたペットボトル容器にセットしていきます。
実はこの作業がけっこう面倒くさいです。
根がきちんと養液に届いているかなどを確認しながらコツコツ作業をつづけました。
無事に定植完了です。
収穫できる大きさになるのは早いです
いつも通り、定植後10日くらいは成長がストップしていましたが、それからは意外と早かった気がします。
9月27日(タネまきから49日)
1番おおきい葉は食べられる大きさになってきたかな。
売られている小松菜ほどの太さはありませんが、小松菜らしい姿になってきました。
9月29日(タネまきから51日)
タネ袋に書いてあるよりだいぶ時間がかかりました。
水耕栽培は土での栽培より時間がかかるのかもしれないです。
食べてみました。インスタントラーメン醤油味に小松菜を一緒にゆでて食べました。
おいしい!最近ハマってます。
虫の被害はやっぱりあります
これはもうベランダ菜園の宿命ですね。
高層階にお住まいの方は虫が来ないかもですが。対処方法は2通り。
薬剤散布か防虫ネットです。
今回はネットの中は他のやさいで一杯で入れることができませんでした。
気が付いたら葉の裏にもう小さいアオムシが。
浸透性の薬剤を1度スプレーしました。
そのあとは虫食いは止まりました。
両方をうまく組み合わせた方が効果的です。
殺虫効果の高い薬剤をガンガン使うのは気が引けます、というか止めましょう。
防虫ネットは6ミリ目合のが安心です。
細かい分、光の透過率がおちますが、ネットをする目的は虫の侵入を防ぐためですから、1番細かい目の6ミリをつかっています。
掻き採りしてからは成長が遅いかもです
今回そだてているのは全部で9株です。9株とも順調で1株から4,5枚の葉を収穫しました。
何回かに分けて収穫したのですが、すべてハマっているラーメンの具になりました。
この頃から気候が本格的に秋めいてきました。
なかなか涼しくならないなあと思っていましたが、あっという間に11月です。
成長が早いと感じていた小松菜も、さすがにスローダウンかもしれませんね。
ちょっとづつ収穫させてもらうことにします。
チマサンチュの時もそうでしたが、葉っぱを何度か収穫してから、葉の厚みが出てきます。
やっと売っている小松菜に近い葉の色になってきました。
さいごに
昨年の冬は本当に暖かい冬でした。
ベランダに出しっぱなしのチマサンチュもなんなく冬を越しました。
養液が凍ってしまうこともありませんでした。
今年は、予報では冬らしい寒さになるらしいです。
小松菜はどこまでもつでしょうか?
それともチマサンチュと同じくカンタンに冬を越すのかな。
涼しくなると養液が減るのが遅くなります。
ちょっと暇?になってきました。
おふざけで、残りの小松菜のタネをまきました。
お正月または春には、小松菜の収穫量が倍になる予定です。
そううまくは行かないと思います。
場所も容器も足りないのに。
それでは また。
コメント