シシトウは、多年草だと聞いたので、秋の収穫後に余分な枝を切りつめて、そのまま放置してみました。
もしかしたら、ほったらかしでも冬越しできるかもしれない。
春に芽がでたらラッキーなんだけど。
しかし結果は、そんなカンタンなわけもなく、シシトウ株は枯死してしまいました。
一応、経過を報告して、どう対策したらシシトウを冬越し出来るか推測してみました。
ベランダで水耕栽培していたシシトウの株
昨年につづいて、2020年の春夏秋に、シシトウをベランダで水耕栽培しました。
深型の水耕栽培容器1つに、3株を植えています。
結果は、思った通りにながーく栽培でき、収穫量も満足のいくものとなりました。
来年も育てることに決定だ!
そして秋になり、撤収しようと考えていた時に、「 シシトウは多年草で、必要な寒さ対策をすれば冬越しができる 」と知りました
来年の春に、芽吹いてくれたら、あたらしくシシトウの苗を買わなくてもよいと思い、ダメ元で水耕栽培していたシシトウ株を冬越しさせてみることにしたのです。
冬越しの方法
シシトウを冬越しさせる方法ですが、ただベランダに放置しただけです。
わたしが水耕栽培の先生と思っているブログには、室内でシシトウを水耕栽培し続けている記事がのっていました。
なので温度と日照、そして養分・水分をととのえれば、季節をまたいで栽培をつづけることが可能なのはわかっていました。
ですが、室内には、シシトウ株を入れてあげるスペースがありません。
それで、収獲が終わったシシトウの枝を切り詰めて、そのままベランダに放置となりました。
もし、枯死せずに、来春芽吹きだしたら超ラッキーぐらいな軽い気持ちで実験スタート。
たまに気が付いたときに、養液のチェックだけは、していました。
養液は、通常の栽培時と同じくハイポニカをメインにしたものを指定希釈より2割ほど薄目に希釈したものを使用していました。
年を越すまでの様子
シシトウ株の地上部は、秋から年越しくらいまでは全く変化がありませんでした。
茎が細くなっていたり、変色していったりすれば、やっぱりそのままでは冬越しできないよね、となったはずですが、わたしが見る限り本当に何も変わってないように感じました。
茎の表面も水分がぬけた感じはなかったです。
そして容器部(根の部分)も、養液量や色のチェックとともに、時折、確認していたのですが、根の方も腐るわけでもなく、こちらも変化なしでした。
良い方に考えれば、まさに休眠状態ではないかとも思えて、本当に来春、新芽が見れるかもしれないなどと、勝手に想像をふくらませていました。
2021年になってからのようす
ここ数年、毎年暖冬という気がしますが、2021年もまた暖かいですね。
それでも私の住んでいるところでは、出勤時に車のフロントガラスがガッチリ凍ったことが、数回ありました。
この頃、シシトウ株の方は、茎がすこし細くなってきました。
養液に浸かった根のほうは、ちょこっと白い根がはえているような、生えていないような。
その後1ヶ月ほど様子をみていましたが、、
茎が、完全に、干からびてしまいました。
やはりそのままではだめなようです。
失敗です。
シシトウを冬越しを成功させるには
では、シシトウを冬越しさせるには、どうしたらよいのか。
シシトウは、温度が10℃を下回ると枯死してしまうようです。
すでに、この温度条件を満たしていませんでした。
実は同じ時期に、ドワーフトマトを、ベランダで簡易温室を使った冬越しをトライして、成功していました。
シシトウも、トマトと同じナス科です。
ドワーフトマトと同じようにしてあげれば、冬越できる可能性は高くなると思います。
さいごに
この記事を書くときになって、シシトウの冬越しについて検索してみました。
やはり、枯死しないように、まずは、温度を10度以上に保つ工夫が必要だと思われます。
次の秋のシシトウ冬越しのトライ時に、ためしてみることは次の通り。
- 簡易温室(ビニールハウス)に入れるか、ビニール袋をかぶせるなどして、寒さの対策をする。
- 新しい芽がどこから出るかわからないので、今回より枝を長めにのこしておく。
ベランダで場所をとらずに冬越し出来て、春にはまた成長して、収獲をたのしめれば最高ですよね。
また、やってみたい事ができました。
それでは また。
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