私がいつもお手本にさせていただいているブログ「水耕栽培100円グッズではじめてみました」。こちらのブログの浅型水耕栽培容器をマネてつくろうとダイソーに行きましたが、必要なコンテナが見つかりません。
しかたがないので深型水耕栽培容器に使われているセリアのアレンジバスケットとダイソーのお皿ラックを組み合わせて浅型の水耕栽培容器(マイバージョン)を自作しました。
これはこれで普通に使えたので作り方をご紹介します。
※ダイソーのお皿すっきりラックが廃版みたいです。もう売ってません。お皿すっきりラックを他の物で代用した作り方を下記の記事で紹介しています。もしよろしければ、そちらをごらんください。
- 自作・浅型水耕栽培容器(マイバージョンのアレンジ版)をつくりました。とりあえず使えるの出来ですが。
- 自作・浅型水耕栽培容器(マイバージョンの再アレンジ版)つくりました。手間はかかりますがイチオシの完成度です。
- 水耕栽培初心者におすすめ。100円グッズでカンタンにできる自作・浅型水耕栽培容器(最新型)の作り方。
![浅型水耕栽培容器(マイバージョン)](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_081437.jpg)
基本の浅型水耕栽培容器とは
ブログ「水耕栽培100円グッズで始めてみました」で公開されている自作の水耕栽培容器のことです。
こちらのブログ、いろいろな野菜やハーブを水耕栽培で育てていらっしゃいます。
キャリアも長く、わかりやすく伝えてくれているので信頼しています。
その浅型水耕栽培容器の特徴は以下の通りです。
- 100ショップ(ダイソー)で売っているもので作れる
- カンタンにつくれる
- もちろん水耕栽培しやすい
- 遮光がされている
- 気密性が高い
本当にうまく考えられていて、完璧な出来だと思います。
必要な材料がそろえば、そのままマネて作ればよいのではないかと思います。
私が考えたものよりも簡単にしかも早くつくれますよ。
詳しい作り方はブログ「水耕栽培100円グッズで始めてみました」をご覧ください。
作成に必要なコンテナが品切れ
私もマネして作ろうとダイソーに買いに行きましたが、あいにくコンテナが見つかりませんでした。
店員さんに尋ねてみました。
入荷は時々あるのですがすぐに売れてしまうそうです。
そんなにも水耕栽培が流行っているのかな?
この水耕栽培容器の作り方が知られているのかな?
などと想像してしまいました。
そんな訳ないですかね。
コンテナの使い道は水耕栽培だけじゃないですよね。
近くのダイソー2店舗を何度か行きましたが、手に入れることができませんでした。
お皿スッキリラックを少し細工してアレンジバスケットと組み合わせました
苗の定植時期が近づいていて、入荷まで待てないので他の方法を探すことに。
100円ショップで他の商品で良い組み合わせがないか、いろいろ試しましたがダメでした。
うちに帰ってもあれこれ頭を悩ませていました。
ふとダイソーのお皿スッキリラックとセリアのアレンジバスケットを重ねてみました。
ちょっと削ればピタリと重なってくれそうです。
で、削ってみたら、かなりいい感じです。
詳しい作り方です。
まずお皿スッキリラックの足をマイナスドライバーでこじって取り外します。
![お皿スッキリラックの足を取り外しているところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200321_170733-1.jpg)
両端の余分な部分をノコギリで切り込みをいれます。
![お皿スッキリラックの余分なぶぶんをかっとしている画像](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200321_171347-1.jpg)
植木ばさみなどの強いはさみでカットします。
![お皿スッキリラックの余分をカットしているところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200321_171752-2.jpg)
アルミホイルで遮光をします。端っこはセロテープで留めます。
![お皿スッキリラックに遮光を施しているところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200309_161214-1.jpg)
アレンジバスケットをアルミホイルで遮光します。底に段ボール紙を入れます。
![アレンジバスケットに遮光を施して底に段ボールを入れたところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_075933.jpg)
ビニール袋をセットします。
![アレンジバスケットにビニール袋をセットしたところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200309_161641-1.jpg)
完成です。養液を入れる前に水を入れてみて水漏れしないか確かめます。
![浅型水耕栽培の完成](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_081437-1.jpg)
実際に栽培するときはクリップで固定すると安心です。
この浅型水耕栽培容器の不安なところ
アレンジバスケットは格子状の入れ物なのでそのままでは養液を入れる容器として使えません。
半透明の素材なので遮光も必要です。
![セリアのアレンジバスケット](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_075524.jpg)
なので遮光をして、補強の目的で段ボールを敷いています。
![アレンジバスケットを遮光して底に段ボールを入れたところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_075933-1.jpg)
遮光をより完璧にするために黒いビニール袋を使って覆います。ビニール袋を使う事で養液がたまるようにできました。
![アレンジバスケットに黒いビニール袋をセットしたところ](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_080140.jpg)
使用前に必ず水を入れて、水漏れがないかチェックしましょう。
そして万が一の為、水漏れが起きても困らない場所(屋外)で使うか、漏れて困るもの(電化製品など)を近くに置かないようにしてください。
深型水耕栽培容器への移行ができます
![深型水耕栽培容器(マイバージョン)で栽培している画像](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200615_064430-1.jpg)
そだてている野菜が成長して容器内の根も伸びて窮屈になることがあります。
もうすこし大きい容器にしたいときは、次の方法が使えます。
アレンジバスケットの底面をくりぬきます。
![底に穴をあけたアレンジバスケット](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200608_065407-1.jpg)
浅型水耕栽培容器の底をくりぬいて、深型容器(セリアのダストボックス)にはめこみます。
![深型水耕栽培容器(マイバージョン](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_082814-3.jpg)
さいごに
浅型水耕栽培容器(マイバージョン)。
このくらいのサイズの容器が私の家ではいちばん活躍しています。
育てる野菜によって1株から9株くらいまで1容器で対応できるからです。
![浅型水耕栽培容器(マイバージョン)での栽培の様子](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20191210_074928_p-1-1.jpg)
![浅型水耕栽培容器(マイバージョン)での栽培の様子2](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20191101_181805_p-1.jpg)
![浅型水耕栽培での栽培の様子3](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/圧縮済-1.jpg)
大事なことは、遮光と気密性が確保されているかどうかです。
光を遮ることで養液内のアオコの発生を抑えます。
密閉をしっかりすることで、養液の自然蒸発と容器内へのコバエなどの虫の侵入を防ぎます。
栽培容器の完成度が高いとやさいを育てることに集中できます。
もし気に入ったら作ってみてください。
それではまた。
追記
![ダイソーのお皿スッキリラック](https://yume-tomato.com/wp-content/uploads/2020/06/P_20200616_075328-2.jpg)
2020年5月時点での情報です。コロナウイルスの影響で中国での製造が滞っているためだと思いますが(憶測です)、お皿スッキリラックが売ってません。こちらで紹介した浅型水耕栽培容器の作成に不可欠なものなので残念です。
もしかしたら、廃版かもしれません。
今後の入荷を待ちながら、他のもので作れないかも考え中です。
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