ベランダで四季成りイチゴ(デルモンテ、めちゃウマッ!いちご)をプランター栽培しています。
購入した苗3株を1つのプランターに植え付けました。そのまま栽培し続けて、3シーズン目となりました。
デルモンテの四季成りイチゴ、めちゃウマッ!イチゴの栽培のようすをおつたえします。
デルモンテ めちゃウマッ!いちご
苗を購入したのは、2019年の春でした。
めちゃウマッいちごの苗を購入したのは、2019年の春、たしか3月だったとおもいます。
この四季成りイチゴの苗を購入するために、ホームセンターの園芸コーナーに行ったのです。そして希望通りにゲットしました。
なぜ、この苗を欲しいと思ったのか?
それは、この前の年(2018)に、街中で、デルモンテの同じ四季成りイチゴの、めちゃデカッツ!いちごを栽培されていたのを見かけたからです。
あまり陽当たりが良いとは言えない場所でしたが、そこを通るたびに立派な実が成っているのを目にして、育ててみたいとおもいました。
そのイチゴは、プランター栽培されていて、ありがたいことに、品種名のタグがささっていたので、その株がデルモンテのめちゃデカッいちごだとわかりました。
わたしは、「大きい実も良いけれど、おいしい実がたくさん採れたら子供が喜ぶだろう」と思って、その時、来春は、めちゃウマッいちごを育ててみようと決めたのでした。
春から初冬まで、開花と結実をくりかえします
めちゃウマッいちごは、四季成り性のイチゴなので、春から初冬までの間、開花と結実をくりかえします。
ウチの場合は、1年に3回から4回くらい収穫できました。また真冬は、ロゼッタ状になって休眠状態になります
その年の最初の収穫を迎えるころに、ランナーもたくさん出てきます。わたしは、ランナーをすべて切除していました。ランナーを伸ばすエネルギーも実を大きくするために使わせようとしたのです。
株の数を増やしたいひとは、ランナーを育てる事に注力しても良いでしょう。ですが、実もたくさん採りたいし株も増やしたいと両方を求めるのは、酷だとおもいます。
でも、できるかな。
同じ株を栽培しつづけて気が付いたこと
この品種は、株自体がドンドン肥大していきます。
めちゃウマッいちごが、わたしが初めて栽培する四季成りイチゴでした。
なので、他の四季成り性のいちご品種が、同じように株が大きくなるかはわかりませんが、めちゃウマッいちごに関しては、株自体が徐々におおきくなっています。
3年で横幅30センチ強のプランターの中一杯に広がった感じです。
株という表現より、まさに塊(かたまり)と言ったほうがいい感じの見た目になりました。
水やりと追肥を欠かさないようにしました。
先にお話したように、株が大きくなってきているうえに、花も実も、そしてランナーも次々出るほど勢いがあります。
1年めの栽培では、 水やりと追肥を 忘れないように気をつけていたのですが、、やっぱり忘れることもあるんです。気が付いたときには、”これって回復できんのかな?”ってくらいにグッタリしてました。
ありがたいことに、枯らすことなく今に至ります。が、
何かもっと良い方法がないかな?と考えて、昨年から試しているのが、プランターの下に容器を置いて、そこに水を溜めて置くやり方。つまり底面給水の方式です。さらに水耕栽培ぽいですが、水を液肥に変えています。
水耕栽培用の液肥を、指定希釈より2から3割ほど薄めにしたものを、下に受けている容器に入れてあげます。
このやり方に変えた、2020年、2021年は、水やりと追肥を忘れることは激減しました。でも、やっぱり溜めた液肥が無くなっているのを気が付かずにいることも、あるんです。
この底面給水方式がオススメかって?
微妙です。
ただ液肥を溜めてある状態、これって追肥をつねに与えつづけているってことになりますよね。四季成り性のいちごには、かなり体力を使うとおもうので、液肥をあげつづける方が向いているかもしれません。
株が大きくなって、とくに暑い時期は、水をたくさん吸い上げるので、水切れを起こさないように溜めておく方式の底面給水方式がチョットはおすすめかな、ってくらいです。
2021年の3年めは、形がいびつな実が多いです。
3年目のシーズン、なぜか今年は、きれいな形の実が少ないです。花の数は多いですが、うまく花托全体に受粉できていないのか、いびつな形の実ばかりです。
雄しべから花粉がうまく出ていないとか、花粉が機能してないとかが、あるのかな。
1年目の年も、すべての花がきれいな形の実が成ったわけではありませんでした。ただ、今年は明らかに奇形果の割合が多いのです。株が疲れてきたのか?
購入してから毎回、毎年、花粉が全体につくように、やわらかい繊維でつくった筆で、花托全体を撫でくりまわしてあげていたのですが、、本当に効果があったかどうかも疑わしくなります。
このデルモンテのめちゃウマッいちご、めっちゃ美味いとまでは言い切れませんが、それなりにおいしいのは確かです。
なので、今生きている株を育て続けたいけれど。
どうしよう。
サントリーのラクなりイチゴを、今年育てている友人がいます。彼の話だと、デルモンテめちゃウマッいちごと同じで、花はたくさん咲くそうです、さらに奇形果が少なくキレイな形の実ができるとの事、また、株自体も肥大しているそうです。ちょっと酸っぱい味だと言っていました。
ちょっと心が揺れています。
さいごに
来季(2022年)に向けて、よりカタチの良い実がたくさん採れるようにするにはどうしたら良いかをかんがえてみました。
とりあえず3つの策が思い浮かびました。
- 大きくなりすぎた株を分割して、株分けする。
- 奇形果対策として、花粉がたくさん出る品種苗を1株購入して一緒に植える。
- 酸欠、水切れ、肥料切れ対策として、水耕栽培にチャレンジする。
どの対策も、頭の中で考えているときは、すんごく上手くいく感じがするんです。当たり前ですよね。
休眠状態がおわって、株が動き出すまでには、まだまだ時間があります。もうすこしイメトレしてみます。頭の中では、めちゃウマいイチゴが鈴なりに育っています。
プランターたった1つのイチゴ畑?ですが、こうしていろいろ頭の中でかんがえて、手軽に、それを実験的に試したりできるのが、ベランダ菜園の良いところ、楽しいところ、だと思います。
それでは また。
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