自作水耕栽培容器でやさいづくり コスパ最強おすすめはチマサンチュ

チマサンチュの画像

コスパ最強のチマサンチュ

我が家でそだてる葉物野菜の主役といえばコレ!というくらいに年間を通じて育てています。

チマサンチュおすすめのポイントを解説します

チマサンチュとは

チマサンチュのタネ袋

チマサンチュ(サンチュ)は、むかしから日本でも育てられてきたレタスの仲間です。

焼肉屋さんでお馴染みのやさいですよね。

私は焼肉屋さんで食べるまでその名前は知りませんでした。


サンチュとは韓国の呼び名で、日本では掻きチシャと呼ばれていたそうです。

成長した葉を下の葉っぱから掻き採って収穫するので掻きチシャの名がついたんだとか。

チシャとは乳草の意味で、掻き採った切り口から白い乳液が出ることからその名がついたのだそう。


今でこそたくさんの種類のレタス類がスーパーに並んでいますが、そうなる前はレタスと言えば結球レタス(玉レタス)が一般的だったのではないでしょうか。

私が子どもの頃レタスと言えば丸い形の結球レタスしか知りませんでした。


実際は掻きチシャ(チマサンチュ)の歴史は古く、奈良時代には日本で育てられていたそうです。

結球レタスが普及する前は、ごく一般的な野菜の1つとして利用されてきたのですね。


韓国料理でサンチュがごく一般的になったおかげで掻きチシャ、つまりチマサンチュが家庭菜園の場にも戻ってきたのでしょう。

おすすめポイント

水耕栽培でチマサンチュ

おすすめ1 育てやすい

ちぢれが少ないチマサンチュの若い葉

これは育てやすいという以前の話ですが、チマサンチュのタネはたいていの園芸店やダイソーなどのタネが置いてある100円ショップなら売っています。

とても入手しやすいです。



そしてタネの発芽がとても良いです。

ただし真冬や真夏の時期は避けた方が無難です。

真夏の暑いとき種蒔きしたことがあります。

結果は、1つも発芽しませんでした。

その場合は、適温を保てる屋内でタネをまきましょう。



リーフレタスとの比較なのですが、とくに暑い季節はチマサンチュの方が丈夫な気がします。

私は真夏に種蒔きしなくて済むように、早春と初秋に種蒔きするようにしています。



あとはほぼ問題なく、ほったらかしでも育ちます。

ちなみに液体肥料はハイポニカを500倍希釈したものを使っています。




ごくまれに定植の際に、苗にスポンジを強く巻きすぎてダメにしてしまったり、扱いが雑で傷がつきそこにカビが繁殖して枯れてしまうことがありました。



そんなときのために、定植に必要な分より少し多めに種をまいておくと安心です。

もしダメになった苗がでてしまったら、予備の苗を使って補います。


おすすめ2 長く収穫できる

大きく育ったチマサンチュ

チマサンチュは収獲期間がとっても長いです。

ウチではおよそ3ヶ月から4ヵ月。

丁度よいサイズになった葉っぱを下側から順番に掻き採って収穫します。


私がいつも参考にさせてもらっているブログではおよそ2ヶ月とありました。

タネが違うからかな?

ちなみにウチのタネはアタリヤでした。


育てる場所など環境もかかわっているかもしれませんね。


長く収穫できるということはその分たくさん獲れるということです。

今まで数えたことはありません。

今、育てているチマサンチュで、1株から何枚収穫できるか記録しようと思います。

すいません。

たぶん性格的にできない気がします。


さてさて下の画像は、ながく栽培していたらトウ立ちしたものです。

こうなるともう葉っぱは大きくそだちません。

お疲れさまでしたと心の中で言って撤収しました。

背丈が伸びたチマサンチュ

おすすめ3? 虫がつきにくい?

虫がキライな方、ごめんなさい。

ウチでたくさん増えてしまった黒いアブラムシです。

チマサンチュについたアブラムシ

チマサンチュはキク科に属します。

キク科の植物は一般的に虫が付きにくいといわれています。


ウチは1階なので簡単に虫が来やすいのかもしれませんが、お世辞にも「虫が付きにくいですよ。」と言えないくらい来ます。



アブラムシ、アオムシなど蝶や蛾の幼虫、そしてバッタの仲間。市販の防虫スプレーでは抑えきれない感じでした。


今年からは防虫ネットも併用しています。


なので、「虫が付きにくいのでチマサンチュはオススメです」と言えません。

虫にとっても外に生えている雑草よりはおいしいのではないかと思います。

おすすめ4 食べやすい

収獲したチマサンチュ、クレソン、水菜。

収獲したチマサンチュとクレソン

ウチでは生野菜サラダのメイン野菜として使っています。

比較的クセのない味だと思っています。

レタスとはちがう苦みがあります。

あまり気になる苦みではないと思っていました。



ただ毎日のように食べると飽きてきます。

そうなると葉っぱくささが気になります。

そんなときは食感の違う野菜を入れたりしてごまかします。(笑)



収獲後半になると葉っぱが厚くなってきて生で食べずらくなります。

そうなったらお肉と一緒に炒めたり、おひたしにしたりすればおいしくいただけます。


さいごに

大き育ったチマサンチュ

去年9月に定植したチマサンチュは、最初の掻き採り収穫から半年になりました。

トウ立ちし始めた株もありますが、まだまだ収穫は終わりそうにないです。

 

冬の間は成長がとても遅くなるからかもしれません。

それにしてもロングライフで多収穫なチマサンチュ。


この秋は、赤チマもそだててみようかな。場所に限りがあるので、何かをあきらめないといけませんが。


まだチマサンチュをやっていない方はぜひ試してみてください。



それでは。

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